<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 自江陵之徐州路上寄兄弟>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 江陵より余州に之く路上兄弟に寄す >
<BookPage: 18-19>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
岐路南將北，
離憂弟與兄。
關河千里別，
風雪一身行。
夕宿勞鄉夢，
晨裝慘旅情。
家貧憂後事，
日短念前程。
煙鴈飜寒渚，
霜烏聚古城。
誰憐陟岡者，
西楚望南荆。
<End Poem>
<Translation>
わかれ道で南と北と、兄弟がわかれるときは悲しかった。ここから千里も関所や川をこえて、風と雪の中をわたしは一人でゆく。夜の宿ではふるさとの夢を見、朝の旅じたくでは旅行のつらさを痛感する。家が貧乏なのであとのことも心配だし、冬の日の短さに行先が気になる。夕もやの中を雁が寒げな渚にとび、冬のカラスが古城にあつまってくる。このとき岡をのぼってゆくわたしが、こと西楚から兄弟のゆく南荊をながめるのを誰があわれんでくれる。
<End Translation>
<Formatted Translation>
わかれ道で南と北と、兄弟がわかれるときは悲しかった。
ここから千里も関所や川をこえて、風と雪の中をわたしは一人でゆく。
夜の宿ではふるさとの夢を見、朝の旅じたくでは旅行のつらさを痛感する。
家が貧乏なのであとのことも心配だし、冬の日の短さに行先が気になる。
夕もやの中を雁が寒げな渚にとび、冬のカラスが古城にあつまってくる。
このとき岡をのぼってゆくわたしが、こと西楚から兄弟のゆく南荊をながめるのを誰があわれんでくれる。
<End Formatted Translation>